かわもと鍼灸整骨院院長の健康に役立つブログ

肩の痛みとフォームの関係

2018年11月06日

最近、立て続けに肩の痛みを訴えて来院される方がおられました

お一人はバレーボール、お一人はテニス

どちらもスポーツ障害ですね

現在、治療を続けてお二人とも大分良くなってきています


このお二人は違う競技をされていますが

肩が痛くなる原因はフォームの問題で

しかも、同じような原因で起こっていました


バレーボールの方はサーブ及びアタック

テニスの方はサービスの際のフォームが悪いため

肩を痛めてしまっておられます

どちらも「体の上からボールを打つ動作」です

その際に、「バンザイ」をするような肩の角度でサーブを打っていました


肩関節の力が入る角度は

「ゼロポジション」と呼ばれる角度が最も効率よく力が出せます

ゼロポジションとは、肩を水平より少しだけ上げたくらいの角度です


でも、多くの選手は頭の上から叩きつけるように

サーブやアタックを行っている、ように見えますよね

その答えは、下のリンクの画像を見ていただくと分かると思います

(著作権があるので検索のリンクだけ貼ります)

https://www.google.co.jp/search?tbs=sbi:AMhZZitK6b7MePslHquw2u1uPD0NhnyLbT1KjOq5-UnNWLPToeyLpvHoRvhIM81TH3GzgdyGhqT_1mrzIfcJhWLb0datjlXmNRbic2Loee5UJLIW_1GooQl-RaiKp_1uc97AZCbV5-NDDmXLY2kfcsnRr_1VUEJQ5cPaFguG7ftwENky2Wr65NDJiSkxVxLpZeBZwJ9_1LOEA-4BZN_1wva_1-Ms3YZwogKxcFq_1Dnoip1eq9Qzm5x4bH9DbX5Qh01-tzSs6gsUKR5thjnVhLGmvwzXN8aoaPqf7wRqTdbSMP71UsknLNw_1KsLPIaXYyyQiekgeVlomv9E2wTLBHe77NhvgtuXnrCUvkrIMgg


この画像を見ていただくと、確かに「手~手首」は頭の上に有りますが

首と肩のラインは地面に対しては水平ではなく

大きく斜めに倒れているのが分かります

つまり、肩関節を挙上(上にあげて)上から叩くのではなく

体幹ごと、斜めに倒して「上から叩けるようにしている」という事です

特に某野球選手の写真をよく見ると、グラブを持つ方の腰が

膝に当たるくらい体を倒しているのが分かりますね


このフォームの話を上記のお二人に伝えて

現在は肩が痛くならないフォームへ改造中です


肩の治療は勿論、治療家の努力もありますが

痛くならないようなフォームチェックも重要になってきます

野球、バレーボール、テニス、バドミントン等々・・・

同じような動作の競技の方は、是非参考にしてみて下さい!


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