お酒と痛みの関係性について
2017年10月23日
ぎっくり腰や捻挫など、ケガをしてしまった時に
お酒を飲んでも良いですか?
とたまに質問されます
その際には
「飲むと痛みが悪化して、さらに治りにくくなります」
とお答えしています
実際に、ケガをしているときにお酒を飲むと
痛みが悪化してしまう方が殆どです
では何故悪化してしまうのでしょうか?
お酒を飲むとアルコールでマヒして
逆に痛みがなくなるのでは?と思いますよね
確かに、お酒を飲むと一時的にアルコールの効果で
痛みがマシになったような気になります
血行も良くなるので、腰痛が緩和した気がします
しかしその後が大変なのです
お酒を飲むと血管が拡張されますが
その後、急激に血管が収縮し
患部への血流量が減少します
そうなると、患部の回復力も落ちてしまいますし
この際に痛みを誘発する事も多いです
また、お酒は少しずつ肝臓で分解され
アセトアルデヒドという成分になります
このアセトアルデヒドが人体にとって猛毒で
神経や患部の痛みを引き起こします
そうなると、ケガをした患部は血流量が減り回復が遅れ
さらに毒が体に回る事で痛みを誘発してしまいます
これがお酒の後に痛みが増強する原因と言われています
ちなみに以前、私が軽いぎっくり腰(動けるが痛い)になった時に
晩酌でビールを缶に半分飲んだところ
食後、痛みで動けなくなってしまいました(笑)
自分の体で実証してしまった次第です
次の日、水野先生に鍼を打っていただいてすぐ治していただきましたが・・・
ぎっくり腰になったら絶対にお酒はNG!です
皆さんも気を付けて下さいね!
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