肩の痛みとフォームの関係
最近、立て続けに肩の痛みを訴えて来院される方がおられました
お一人はバレーボール、お一人はテニス
どちらもスポーツ障害ですね
現在、治療を続けてお二人とも大分良くなってきています
このお二人は違う競技をされていますが
肩が痛くなる原因はフォームの問題で
しかも、同じような原因で起こっていました
バレーボールの方はサーブ及びアタック
テニスの方はサービスの際のフォームが悪いため
肩を痛めてしまっておられます
どちらも「体の上からボールを打つ動作」です
その際に、「バンザイ」をするような肩の角度でサーブを打っていました
肩関節の力が入る角度は
「ゼロポジション」と呼ばれる角度が最も効率よく力が出せます
ゼロポジションとは、肩を水平より少しだけ上げたくらいの角度です
でも、多くの選手は頭の上から叩きつけるように
サーブやアタックを行っている、ように見えますよね
その答えは、下のリンクの画像を見ていただくと分かると思います
(著作権があるので検索のリンクだけ貼ります)
この画像を見ていただくと、確かに「手~手首」は頭の上に有りますが
首と肩のラインは地面に対しては水平ではなく
大きく斜めに倒れているのが分かります
つまり、肩関節を挙上(上にあげて)上から叩くのではなく
体幹ごと、斜めに倒して「上から叩けるようにしている」という事です
特に某野球選手の写真をよく見ると、グラブを持つ方の腰が
膝に当たるくらい体を倒しているのが分かりますね
このフォームの話を上記のお二人に伝えて
現在は肩が痛くならないフォームへ改造中です
肩の治療は勿論、治療家の努力もありますが
痛くならないようなフォームチェックも重要になってきます
野球、バレーボール、テニス、バドミントン等々・・・
同じような動作の競技の方は、是非参考にしてみて下さい!
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